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天皇賞秋の予想はここを信頼・・・・ギャロップジャパンの予想が熱いw
【天皇賞秋】ルージュバック『短い在厩日数』に賛否両論も大竹調教師迷いなし
【天皇賞・秋(日曜=30日、東京芝2000メートル):ルージュバック“2つのなぜ”(2)】この中間も普段通りノーザンファーム天栄(福島県)で調整を進め、レース10日前となる20日に美浦トレセンに帰厩。在厩日数の短さには賛否両論あるが、ルージュバックにとってはルーティンの調整過程だ。管理する大竹正博調教師(46)にも迷いは感じられない。
――秋初戦を改めて振り返って
大竹調教師:前哨戦を勝って、本番で勝てないケースもあるわけで…。そのあたりも考えて、前走はいかにも休み明けという感じの仕上げになった。毎日王冠でピークに持っていくのは、やはり怖かったですからね。
――中間は普段通り天栄へ
大竹調教師:もともと(トレセンで)体調を整えるのに苦労する馬。今回もこの馬の体調を整えることに専念しています。
――帰厩後の気配は
大竹調教師:前走後のダメージもないし、今度は一度使っているから、仕上げにもあまり神経質にならなくて大丈夫でしょう。今は幼さが抜けて、競馬に行っても雰囲気が変わらない。以前のように力を出し切れない心配はなくなったと思う。
――GIで強豪牡馬を破る可能性は
大竹調教師:毎日王冠でジョッキー(戸崎圭)は腹をくくった騎乗をしていた。“彼女のことを信頼しているな”って感じがしました。今回はまず56キロの斤量がポイントになるのではないでしょうか。(54キロからの斤量増が)こたえるとは思わないけど、恩恵を受けていたのは確かですからね。それと同じ東京でも2000メートルだと枠順にもかなり左右される。仮に大外枠だった場合でも、自分のリズムで対応できるのか。そのあたりをクリアできるかがカギになりそうですね。
今週末、10月30日に東京競馬場で行なわれるGI天皇賞・秋(芝2000m)。今回は最重要ステップレースと位置づけられるGII毎日王冠(東京・芝1800m)を制し、有力馬の1頭となったルージュバック(牝4歳/美浦・大竹正博厩舎)について分析しよう。
【写真】2001年の有馬記念を制したマンハッタンカフェ
同馬は昨年の牝馬三冠戦線の中心的存在だった馬。デビューから2連勝で牡馬混合重賞のGIIIきさらぎ賞(京都・芝1800m)に臨み、2馬身差で圧勝した。だが、三冠初戦のGI桜花賞(阪神・芝1600m)では単勝1.7倍の圧倒的な支持を受けたが、9着と大敗してしまう。そこから歯車が狂い始め、巻き返しが期待されたGIオークス(芝2400m)は2着と、春は無冠に終わった。秋シーズンは熱発のため、三冠最終戦のGI秋華賞に間に合わず、GIエリザベス女王杯4着、GI有馬記念10着と、GIを勝てずに3歳時を終えた。
4歳になっても、牝馬同士ならと1番人気に推されたGIII中山牝馬S(中山・芝1800m)を落鉄の影響もあり、2着に惜敗。GIヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)では距離不足の感もあり、5着に敗れた。
しかし、続くGIIIエプソムC(東京・芝1800m)で約1年4カ月ぶりの勝利を飾ると風向きが変わる。夏をじっくり休養に充て、4カ月ぶりとなったGII毎日王冠も1番人気に応えて、牝馬として23年ぶりの勝利を飾り、ここに進んできた。ルージュバックの勝算をあらゆる角度から探ってみる。
【距離適性】
ルージュバックの全5勝のうち4勝が1800mで、1勝が2000mだ。1600mから2500mまで出走しているが、この2つの距離の成績は群を抜いている。2000mは1戦1勝で、その勝利は2歳時に、天皇賞と同じ東京で行なわれた百日草特別でのもの。2歳のコースレコード勝利だった。成績の通り、2000mは1800mに次ぐベスト条件だろう。
●結論
ほぼベスト条件
【コース適性】
東京は5戦して3勝。内訳は1800mで2勝、2000m1勝、2400mで2着1回、1600mで5着1回。連対率は80%となっている。他に勝利している新潟、京都ともに直線が長めのコースである。
●結論
連対率80%、走り慣れたコース形態。
【馬齢】
天皇賞・秋が芝2000mになった1984年以降の32年間、4歳馬の勝利は半数を超える17頭。牝馬は1997年エアグルーヴ、2005年ヘヴンリーロマンス、2008年ウオッカ、2010年ブエナビスタの4頭が勝利している。4頭のうちヘヴンリーロマンスを除く3頭が4歳馬。さらに2着まで広げると、2008年ダイワスカーレット、2013年ジェンティルドンナと、計4頭の4歳牝馬が連対していることになる。
●結論
4歳牝馬は好成績
【ローテーション】
毎日王冠からのローテーションは過去14頭が勝利している王道パターン。さらに、過去10年連続で毎日王冠組が3着以内に入っている。ただ、14頭のうち毎日王冠からの連勝は4頭のみ。前哨戦を勝つということは、そのレースがピークであったり、そうでなくても本番で過度な注目を浴びるため他馬にマークされやすく、思うような競馬ができないといったケースもよくある。毎日王冠勝ち馬の成績は過去24頭が出走し、5勝、2着4回。決して高いとは言えない数字だろう。
●結論
毎日王冠からの連勝は容易ではない
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